柴田毅・縄文笛コンサート事務局 喜納 ゆかり
★文教大学「国際学入門」にて
国際学部のゲストスピーカーとして、年に1度お招き頂いております。
新校舎のホールにて、語りと演奏のステージです。
コロナ流行と重なり、当初400名ご参加を、急遽100名に縮小されホール参加の学生さんと、オンライン聴講の学生さんに別れました。
終了後、活発なご質問があり、若い世代の方々に触れる機会があります事は、大変に刺激があり、うれしいです。
★下野谷遺跡「第16回縄文の森の秋まつり」
下野谷遺跡(東京・西東京市)は、縄文時代中期(4000年~5000年前)の大集落跡で、南関東最大の規模とわかり、2015年に国の指定史跡となっています。
感銘を受けるのは、現代の人々でも憩いの場所にしてゆこうと、地元の方々の活気も凄いのですが
市外の方にも注目され応援者が多いことです。
私共もお仲間に入れてもらい、毎年秋に開催される秋まつりで演奏させて頂いております。
久しぶりにお会いするご関係者、お客さんのリピーターさんにお会いでき、嬉しいひと時でした。
イベントは、小さなお子さんから大人まで、夢中になれるコーナーが満載です。
笑い声に溢れていました。現在、遺跡公園の整備が着々と進んでいます。
★ういすたりあ(高齢者施設)
久しぶりに演奏会をご企画いただきました。ういすたりあさんは、利用者さんがゆっくり楽しくお過ごしいただけるようにと、様々な工夫をされている施設です。
●「藤の花学校」
音楽の授業にて演奏しております。
利用者さんは、入所の方、地域の方のご参加もあります。
教科書を使用するのですが、職員の方が授業を受け持ちます。
学校の先生のご経験があるのでは?というくらいとても分かりやすく楽しい授業展開をされています。
●デイルームでの演奏
アルトフルートで季節の童謡や愛唱歌を演奏しています。
外国籍の職員の方もリズムに乗って、体を揺らしていらっしゃいました。
★保育園 「うたとおはなしの会」
22年は、開催回数は少なくなりました。
しかしお子さんたちは、私共を覚えていて下さり、嬉しかったです。
保育士さんたちが、続けてゆきたい活動として取り組んで下さることで、実現できることです。
是非今後も関わらせていただきたいです。
★こらーるたいとう 病院への訪問演奏
NPO法人こらーるたいとうさんは、精神を病んだ方が入院されている病院への訪問活動を、長年にわたり続けていらっしゃいます。
同行して、院内での演奏をさせて頂いています。
演奏が進むにつれ、入院のお一人おひとりと病室から出て下さり、職員の方もご一緒に、和んで下さいました。
★シネコヤ にて
シネコヤ(藤沢市・鵠沼)さんは、鵠沼で営業されているミニシアターです。
写真館だった場所を上手く、おしゃれに活用されていらっしゃるところは
オーナーさんのセンスが光ります。
いつも演奏を聴いてくださっているHさんがご推薦下さり、
『こころの通訳者たち』の映画の上映に併せ、縄文笛つよしの演奏会ご企画の流れとなりました。『こころ・・』の映画は、東京・田端にあるシネマ・チュプキ・タバタというユニバーサルシアター制作(プロデュース平塚千穂子さん)、全国展開されている素晴らしい映画です。
この度のご縁は、大変に嬉しいことであり励みとなりました。
★水野たかし バースデーライブにて
シンガーソングライター水野たかしさんとの出会いは
ジャーナリストの南風島渉さんのご紹介でした。南風島さんは、東ティモールの現状を長年取材し 発信されています。
あれよ・・あれよ・・とお話が進み水野たかしさん72歳バースデーライブにて、
水野ご夫妻と共に、出演させていただきました。
奥様の佳さんも詩を作られたり、手話や歌声でご一緒にステージで表現されている素敵なお方です。
場所は、高円寺の老舗ライブハウスである「稲生座」さんでした。新しい出会いに感謝ばかりです。
●水野さんご夫妻は、千葉・太東にてカフェ「炎の雫」を営業。
コーヒー豆は、自家焙煎なさっています。大変に美味しい東ティモールのオーガニックコーヒーや、ハーブティーなど販売もなさっています。(ネットショップあり)
「音・本cafe 炎の雫」
千葉県 外房線太東駅下車 徒歩4分ほど
★路上演奏にて
路上での演奏を続けることは大変に厳しいのでありますが、長年続けていますと、
いろんな方の人生に触れて下さっているようです。
ある時は、ちいさな女の子とお母さんお連れで
「あのね、私6歳!お母さん40歳!」と、お子さんが元気よく話して下さいました。
同じ日に、成人された女性がお立ち寄り下さいました。「小さな頃、母と一緒によく聴かせてもらいました。母は昨年亡くなりました。」とお話下さいました。
またある日には、「娘が結婚するのです。○○の曲を吹いてください。」とリクエストされる方もいらっしゃいます。(対応できない曲もあるのでご了承ください。)
ヤンチャ風な高校生の男の子は、「お疲れ様っす!今日高校を卒業しました。3年間ありがとうございました。」と、ご挨拶して下さいました。学校の帰りなど、通りかかっていたのでしょうか。
めったに愚痴をこぼさないのでありますが、障がい者であることを非難され、心無い行動や言葉を投げかけられることもよくあるようです。
体調が悪く、路上演奏をお休みすると、心配してくださる方もいらっしゃいます。
街角の、一人のフルート吹きでもあります。楽しい事、励まされること、つらい事・・
いろいろありながら。それでも、生涯やめられない活動・・と、彼は今日も路上演奏に向かいます。
藤沢での路上演奏、今年で30年目となりました。
皆様のご人生の風景に、縄文笛つよしを思い出して下さることは、ありがたいです。
今年度は、どのような演奏活動の展開になってゆくのか、手探りでもございますが、
皆様にお会いできますこと、演奏を続けてゆけますことは、大きな励みとなっております。
心より感謝申し上げます。